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見ました。ライラ。
盛大に宣伝してたので期待していたのですが、私としては結構期待はずれだったかも、です。
もともと映画に対してはよく知りもしないくせに五月蝿い私なのですが(ホントにな)ライラはーねぇ。
好きな人には申し訳ないのですが、流石にちょっとねぇー。

世界観としてはこの世界とは少し違う世界のお話。
その世界の人達は、皆、ダイモンという守護精霊的なものを連れていて、人間とダイモンは決して離れることはできないって設定みたいです。
ダイモンが死ぬと人間も死ぬ。またその逆も、ということで。
人間の魂がダイモンに入ってるって感じです。うん。
説明とかなかったので分からないですが多分そんな感じ。
一心同体なのです。ダイモンが傷を負えば人間もーって感じなのかな。本編見てると。
ちなみに、子供のダイモンはまだ姿形が定まっておらず、ころころ形態が変わります。大人になると形が定まるみたいです。

既に私はこの世界観に疑問を持っていました。
説明が省かれていたのでもしかすると違うのかもしれないのですが、作中では様々なダイモンが出てきました。
例えばサルとかフクロウとかヘビとか。
動物=ダイモンと結び付けてしまうなら、寿命の短い動物も絶対居るわけで。
ハムスターとかダイモンになっちゃったら平均2年から3年の命なんかいって話なわけです。蝉なんかダイモンなら1年ですよ。なんてこったい。その辺は人間寿命が優先されるのかな。
人間のダイモンが人間だったりしないの?とか。五月蝿い動物がダイモンだったら近寄りたくないよなぁとか、この手の動物は扱い面倒だから隔離しちゃおうぜ!的な差別があるんじゃないかなとか色々考えてしまうわけです。
人間とダイモンが一心同体ってのがそもそもね。

で、本編はライラが阿呆すぎてみてられなかったです。
喋るなっていわれてる話を即効自慢げにぺらぺら話すわ、見せるなって言われてる羅針盤を民衆の前で堂々晒すわで、どうしたらいいのこの子状態でした。
明らかに怪しい女の人を信じて着いていったりね! 作中で「あの人やばい!」ってライラが気付くわけなんですが、見てるほうにとっては怪しい女の人の登場シーンから気付いてるわけです。ほいほい着いていくライラにえええええーって思ってるわけです。

一番盛り上がるべきラストの戦闘シーンは味方と敵が入り混じって全く分からないと言う悲劇(笑)
似たような服装と武器で戦われても……みたいなね。
鎧熊(予告とかに良く出てたでっかいシロクマ)の吠えるシーンはかっこよかったけど、場面自体が暗くて一体どっちが味方なのやら。

まぁ何かこの映画、三部作みたいで(今更気付いたのですが)終わりがよく分からないわけです。
「皆を助けなきゃ!」みたいな感じで終わるわけです。これはないわー。
おおお、じゃあ助けに行こうぜ!と見てる側の力が入ったときに壮大なメロディーで幕を閉じるわけです。
ジャン♪じゃないよ!! ジャン♪じゃ!!とかついつい突っ込みを入れてしまった。
ポカーンとしてる私の前で謎のEDが流れ始め、さらにポカーンでした。
あそこまで主人公の名前連呼するEDなんて始めてだぜ。
作品にリンクしてる!とか褒めようもないんだけど(笑)

で、ちょこっと調べてみたのですが、制作費が183億かかってるみたいですね。
その割には乏しいスケールが非常に残念です。
どこにそんなお金使ったんだろう。
そんな凄いシーンあったっけな?

そして拍手返信が出来てないという……。
土下座しようか、とりあえず。
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