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お久しぶりです。
生きてましたよ、大宮です。
えー、もうすぐM3ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
大宮? 大宮はね、タイトルの通りですよ。
OYASHIRAZUに悩まされております。

親知らず、上2つ生えてるんですが、この度こいつら一斉に虫歯になりやがりまして、憎たらしいったらありゃしません。
一度歯医者に行ったときは、「ちゃんと歯磨きして、これ以上酷くならなかったら抜く必要ないよ」って感じだったので安心していたのですが、人間「虫歯なってんで!」と言われたら気になるもので、大宮みたいな単細胞は「虫歯」というワードを聞いたら、何か痛くなってきたような気もして。
会釈した時なんかビキビキっと痛みが来るような気さえしたりで、会釈もできないとか日本人終了だわ!と危機感を感じ、治療することを決心いたしました。

この日記は、親知らずを抜く怖さを仰ぐためだけに書いている、自己満足日記です。
ある程度の人間が、親知らずを抜こうとする中、80歳になっても親知らずの存在を知らず、健康に過ごす「親知らず知らず」の方々へ向けた、ビキビキ(親知らずの抜ける音)日記です。

1日目は簡単な検診のみ。
あー虫歯なってるねぇという、そんなもん知ってますけど!?みたいなことを言われ、歯科検診とかでやってもらう、上と下の歯を一通りチェック。
後で見せてもらったけど、完全にC(=虫歯)ってなってるの親知らずだけですわ。
これ、やっぱりどうにかするしかないみたいです。
「治療もできるよ」といいつつ、抜くことを徐に進める先生。
押しに負けて、抜くと返事をする大宮。
次回来る日を決めて、その日はおしまい。

3日後。
抜くと決心してから、執行猶予3日間です。
心の準備が出来てないまま、歯科へ。
重い扉をあけ、受け付けを済ませると、即効名前を呼ばれ、奥へ。
「4番へどうぞー^^」という明るい声を背に、足を進めます。
 「あぁ、ここがお前(虫歯の親知らず)の墓場だぜ……」 
数分後、先生登場。

即効大宮恐怖の麻酔を手に挨拶。
麻酔!麻酔は手からおろしてぇええ!!!!

麻酔と言えば、ブスっと刺した後、あの液体が注入される様子が妙に気持ち悪い、医師の武器! あぁああそれを手から降ろしておくれ……。

……チクッ。

…………あれ?痛くない?

予想外に痛くない! ちょっと口の中苦いけど、痛くない!
勝った! いや、まだ笑うな……。(デスノート風)
親知らずなんて、麻酔打ってしまえばあとは聴覚拷問だと私は知っている!
ただ、上の歯は案外容易い。 その上これは虫歯だ。 脆いに決まっている。

少し置いた後、早速ペンチらしきもので、ぎゅむっと歯を掴む先生。
「ちょっと押しますよー。痛かったら我慢しないでね」

さぁ、やってくれ!!
麻酔を打った私に怖いものなど……ぎゃあああああああ!!!!!!

ななな、何だこの痛み!!!!

先生「あれ?麻酔もう一本打っときますね」

その後ペンチVS私(この際先生は敵ではない。ペンチだ!!)の攻防を続けるも、ペンチの猛攻に耐えられなかった私の歯が破壊された!!!
いってぇええええええ!!!!!!
涙が零れ落ちた!痛い!痛すぎる!!!

そ、そうだ。別のことに集中しよう。

もうすぐオリンピックが開催されるなぁ、そしたら…いってぇええええええ!!!!!
こ、これ(既に超泣きながら)部屋に流れてるクラシック。なんだっけなぁ、悲愴?悲愴じゃね?ベートーベンの!
これ好きだった……いってぇえええええ!!!!
……撃沈。 私がもはや悲愴。悲愴感。
ひそうかーん!ひそうかーん! こーのーチャンスだけはー
どんなチャンスだよ!! 親知らず抜くチャンスなんかいくらでもあるわ!

結局、麻酔を6本打った時点で、麻酔が全然効いていないと先生は判断。
遅いです。私の歯が砕けた時点で判断して欲しかったよ?

これ以上はこの麻酔を使っても無意味と判断し、砕けた歯を簡単に詰めてもらい(親知らずの根っこの部分はまだ残ってるから近々再戦……)歯医者を後にする。
帰り、痛み止めをもらったけど、コイツ全然効きやしねぇ。麻酔並みに効きやしねぇ。
歩く旅に痛みが募るぜ。 家まで徒歩3分の歯医者でよかった……。

帰宅後、あまりの痛さに不貞寝し、夕食はちょっと残しました。
次はもっと素敵な麻酔様と出会えるよう、頑張ります。

次回に続く?
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